諦めていた、20年前からの麻痺2025.01.31(金)
- 脳梗塞/脳出血リハビリ
交通事故での脳挫傷により、左手足の麻痺等が残ったKさんにご利用いただきました!
長年動かすことを諦めていた左手に改善があり、ご本人も喜んでくださいました!!
開始時の様子
- 症状:脳挫傷による左手足の麻痺。左視野障害。
- 悩み:左手の力が抜けない。物を握ると手が開かなくなる。
- 希望:左手の動きを改善し、仕事(就労支援事業所)の作業に活かせること。
リハビリ概要
- 目標:左手の力を少し抜くことができて、仕事時の作業で左手を使うことができる
- 方針:①左手を動かしやすくするための全身の姿勢調整、筋肉のリラクゼーションを行う
- ②左手での物の掴み離し・操作練習を通して、力を抜くコツを身につけていく
- 利用:60日間、60分×8回
経過・結果
- 初期では姿勢調整や手の筋肉をほぐす時間を確保しました。また、物を掴んで離す練習も取り入れていきました。
- 利用回を重ねるごとに左手の余分な力が抜けていきました。そこで、物の種類を変えたり、スピードや正確性を求める課題を取り入れていきました。
- 終了時、左手の力が抜ける様になり、指先の仕事を想定した作業でもスムーズに使える様になりました!

お客様の声
長い間、リハビリをしなかったので動くのを諦めていました。
うちリハにお世話になってからは、左手の握って離せないのが、
力を抜くコツを教えていただき
物を持って離すという動作が前より良くできるようになりました。
左手がグー、パーできるようになりたいです。
スタッフコメント
交通事故での脳挫傷により、運動麻痺が見られました。
また、高次脳機能障害として「本能性把握反応」と言われる、無意識で物を握り込んでしまう症状が見られました。
まずは身体の硬さを取ること、そして物の掴み・離しを通して、左手に意識を向け、力をコントロールする課題を行いました。
利用回を重ねるごとに手の動きがスムーズになっていき、卒業時にはご本人からも変化を実感したというコメントをいただきました!
長年動かすことを諦めていた手に改善が見られて、僕自身もとても嬉しく思いました!!
埼玉脳梗塞リハビリベース うちリハでは、脳梗塞の方だけに限らず、様々な原因によりリハビリが必要になっている方のリハビリを行っています。
まずは、ご自身にどのようなリハビリが合うのか、お気軽にご相談においでください。