麻痺で固まった手が動くように!2024.05.24(金)
- 脳梗塞/脳出血リハビリ
数年前の脳出血後、左手が固まったまま動かせていなかった方の様子です。
入念なリハビリを行い、結果、麻痺で固まっていた手が動くようになっていきました。
【利用者様データ】
- A様 女性 70代
- 脳出血後遺症(左手足運動麻痺・軽度失調症)
- 「左手が固まって動かせない」「お茶碗を持てるようになりたい」
【リハビリ内容】
・60分×8回コース
①手のストレッチ:肘や手の凝り固まっている筋肉・関節などをほぐす
②手の操作練習:お手玉やタオルなどを活用して手の動きを引き出す
【結果】
- 左腕全体が柔らかくなり、動かしやすくなりました!
- 生活の中でも手を使える場面が出てきました!
- 「手のひらが洗いやすくなった」「左腕を振って歩けるようになった」
【療法士コメント】
長年左手を動かしていなかったことで関節や筋肉がかなり硬くなっていました。
ただ、動きを確認すると、麻痺はあるものの少し動かせることがわかりました。
そのため、「手を使う潜在能力はあるのでは?」と考え、リハビリさせていただきました。
まずは関節や筋肉を、ストレッチや振動刺激により入念にほぐしました。
そして、今まで全くやっていなかった、左手で物を掴んだり動かすことにも挑戦。
最初は療法士の手助けが必要でしたが、徐々に自分でできることも増えていきました。
また、ご本人にとっても、麻痺で固まった手がどんどん動くようになっていくのは嬉しかったようです。
どんどん表情も良くなり、自主練習にも意欲的に取り組んでくださっています。
生活全般に活気が出てきた印象です。
さらなるステップアップを目指して一緒に頑張っていきたいと思います。
利用してみての感想などをいただいた【インタビュー動画】も掲載しています!