装具について2025.01.10(金)
- リハビリの基本
こんにちは!埼玉脳梗塞リハビリベース、理学療法士の重松です。
今回は「装具」の概要についてまとめさせていただきます!
【装具とは】
身体の様々な機能の回復や機能低下防止等を目的として用いる器具を装具といい、様々な種類があります。 治療の手段の一つとして使う治療装具、障害が固定した後に日常生活の動作の向上のための更生用装具などに大きく分けられます。
また、装着する部位によって以下のようなものがあります。
【 短下肢装具】
足首から膝下までの装具。歩行の安定性を高め、足関節の動きを補助します。
メリット: 歩行が安定し、転倒予防に効果的。
デメリット: 長時間装着すると皮膚トラブルが起こる可能性がある。
【 長下肢装具】
膝から足首までの装具。膝関節の動きを補助し、歩行をサポートします。
メリット: 膝関節の不安定感を軽減。
デメリット: 短下肢装具に比べて動きが制限される場合がある。
【体幹装具】
体幹を支え、姿勢を安定させる装具。
メリット: 姿勢の保持を助け、バランス感覚の改善に効果的。
デメリット: 動きが制限される場合がある。
【装具のメリット】
① 歩行の安定性向上: 装具によって関節の動きを補助することで、歩行が安定し、転倒のリスクを軽減できます。
②筋力低下予防: 装具を装着することで、麻痺した側の筋肉の萎縮を予防し、筋力の維持を助けます。
③関節の保護: 変形や脱臼を防ぎ、関節を保護します。
④自信の回復: 歩行が安定することで、自信を持って生活を送ることができるようになります。
【装具のデメリット】
①動きが制限される: 装具の種類や調整によっては、関節の動きが制限される場合があります。
②皮膚トラブル: 長時間装着することで、皮膚トラブルが起こる可能性があります。
③費用: 装具の費用は高額になる場合があります。
④見た目: 装具を装着することで、見た目が気になる場合があります。
【その他】
オーダーメイド: 患者さんの状態に合わせて、オーダーメイドで作成されることが一般的です。
定期的な調整: 体の変化に合わせて、定期的に装具の調整が必要となります。
当施設、『埼玉脳梗塞リハビリベースうちリハ』でも、装具の使用に関しての相談も行わせていただいております。
実際に装具の使用感を確認しながらリハビリをすすめ、装具なしでの歩行獲得ができた利用者様もいらっしゃいます。
初回は無料でリハビリを体験いただくことが可能です。
リハビリ体験を受けていただくことで、自費のリハビリが必要そうか、ご利用いただいた場合に目指せそうな目標なども具体的に考え、 お伝えすることが可能です。
埼玉県および群馬県から、多くの方にご利用いただいております。 ご自宅に伺う「訪問リハビリコース」もご用意し、様々な方のニーズにお応えすべく、スタッフ一同リハビリに励んでいます。
気になる方は、初回無料リハビリ体験のお問い合わせページよりご連絡ください。