【脳卒中の後遺症がある方へ】夏を快適に過ごすための5つのヒント2025.07.04(金)
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こんにちは!埼玉脳梗塞リハビリベース真中です。
毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
脳卒中を経験された方にとって、夏の暑さや湿気は体にとって意外と大きな負担になります。
体温調節がうまくできなかったり、脱水になりやすかったりと、注意が必要なことがいくつかあるんです。
今回は、ご自宅でできる夏を快適に乗り切るためのちょっとした工夫を5つご紹介します。
ご本人はもちろん、ご家族の方にも役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
① 水分は「事前に」「こまめに」「少しずつ」摂りましょう
身体の水分が不足すると血液の流れが悪くなり、脳梗塞の再発のリスクなども高まります。
「喉が渇いたら飲む」では遅いこともあるので、時間を決めてこまめに水分をとるのがおすすめです。
麦茶や経口補水液、ノンカフェインのお茶などが体に優しくて安心です。
※糖分が多い清涼飲料水は飲みすぎに注意、特に糖尿病などをお持ちの方は医師ときちんと相談しましょう。
② エアコンを使って、室温と湿度を管理しましょう
高齢の方や脳卒中の後遺症がある方は、暑さに対する感覚が鈍くなることもあります。
ちょっと暑いなと思ったら、我慢せずエアコンを有効活用しましょう。
室温は25〜28度、湿度は50〜60%を目安に、エアコンや除湿機を上手に使いましょう。
エアコンの風が直接当たると体調が崩れるという方は、扇風機などを併用すると、冷えすぎず空気も循環して快適です。
③ 朝や夕方の涼しい時間に、軽い体操を
体を動かすことは、筋力低下や血行不良の予防になります。
脳卒中の方で重要になる血圧のコントロールにも良い影響があります。
ただし、暑い時間帯の運動は危険です。
朝や夕方の涼しい時間に、椅子に座ったままの体操やストレッチがおすすめです。
肩をゆっくり回したり、足を軽く上げたり、短時間でも続けることで体がスッキリします。
リハビリで教わっている自主練習も適度に実施していきましょう。
④ 食事は「食べやすく」「栄養のあるもの」を
夏は食欲が落ちやすい時期です。
冷やしうどんやお茶漬けなど、のどごしの良いメニューに、タンパク質をプラスしましょう。
たとえば、
・冷奴+すりおろし生姜
・おくらや納豆入りのおにぎり
・卵やささみを使った冷製スープ
など、簡単で栄養もしっかり摂れる工夫がポイントです。
※抗凝固薬を服用されている場合には納豆の摂取は禁忌になります。食事内容に関しては主治医ともご確認ください。
⑤ 気分転換も忘れずに
外に出られなくても、窓辺で外の景色を見るだけでもリフレッシュになります。
風鈴の音を聞いたり、打ち水をしたり、夏らしい感覚を楽しむ時間も大切です。
また、ご家族と一緒に昔の夏の思い出を話すだけでも、心が軽くなりますよ。
【理学療法士からのコメント】
暑い夏を無理せず、でも前向きに乗り切るためには小さな工夫の積み重ねが大切です。
体調悪化、再発予防にも気をつけながら、適度に身体を動かして元気に夏を乗り越えましょう!
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