圧迫骨折リハビリの効果は「正しい動き」の実践が鍵【理学療法士が解説】2025.04.03(木)
- 運動器疾患
こんにちは!埼玉脳梗塞リハビリベースうちリハの真中です。
今回は圧迫骨折についてまとめていきます。
圧迫骨折後の「正しい動き」とその「リハビリ」
コルセット装着期の安全な起き上がり方・座り方と注意点
初期段階の適切な指導が重要です。コルセット装着中は、腰部の安静を保ちつつ、日常生活を送る必要があります。特に起き上がりや座り方は、腰に負担がかかりやすい動作です。理学療法士は、まずベッド上で体を横向きにし、腕の力を使って上半身を起こす「横寝起き上がり」の方法を指導します。座る際も、椅子に浅く腰掛けず、お尻を深く引いて背筋を伸ばす姿勢が基本です。これらの安全な動作を早期に習得することで、痛みの増悪を防ぎ、安心して活動範囲を広げていけます。自己流は避け、必ず専門家の指導を受けましょう。
身体の伸筋群の強化が再発を予防する
大殿筋などの下肢伸筋群や、脊柱起立筋、多裂筋の筋力強化は再発予防となります。
プログラムとしては、
- ヒップリフトエクササイズ
- 立ち上がり動作練習
- 骨盤前・後傾エクササイズです。
ただし、痛みが強くなることに対し恐怖心があると身体を固め、活動量が減少します。そのため、段階を追って頻度・負荷・回数を調節し筋力強化に取り組んでいきます。
痛みを自己管理しながら行う自主トレーニング
痛みを抱えながらのリハビリは不安が伴います。しかし、腰部を支える体幹や下肢の強化は、再発予防と機能回復に不可欠です。私たち理学療法士は、まず痛みの程度や体の状態を慎重に評価します。その上で、痛みを誘発しない安全な範囲で、かつ効果的な個別リハビリプログラムを立案します。呼吸方法やストレッチ、無理のない範囲での下肢筋トレなど、段階的に負荷を調整します。個別にあったリハビリメニューで、日常生活動作の安定性や疼痛の軽減を図ります。
日常生活動作改善に繋がる歩行練習と姿勢指導
リハビリの最終目標は、安全で快適な日常生活を取り戻すことです。私たちは、常に生活に即した実践的な指導を心がけています。そのために、正しい歩行パターンと良い姿勢の獲得は非常に重要です。理学療法士は、歩行時の足の運び、腕の振り、体幹の安定性などを細かくチェックし、問題点を改善するための歩行練習を行います。また、無意識のうちに腰が丸まったり、反りすぎたりしていないか姿勢を評価し、正しい立ち方・座り方を指導します。これにより、長時間歩いても疲れにくくなるなど、ADL日常生活動作全体の質の向上が期待できます。
高齢者の転倒予防にも効果的!バランス能力向上の秘訣
腰椎圧迫骨折は、特に骨粗鬆症を伴う高齢者に多く見られます。骨折後の筋力低下や痛みなど様々な要因は、バランス能力を低下させ、転倒リスクを高めます。転倒は再骨折にも繋がりかねません。
そのため再転倒による骨折を予防するには、安全な環境下で、片足立ちや不安定な面上での立位保持、歩行中の方向転換など、個々の能力に合わせた段階的なバランストレーニングを実施します。これにより、ふらつきを減らし、転倒への不安を軽減します。自信を持って活動的な生活を送るための土台作りを、専門的な視点からサポートします。
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