埼玉脳梗塞リハビリベース うちリハ
048-577-3794 9:00~18:00 土曜・日曜定休
無料リハビリ体験
  • HOME
  • 無料リハビリ体験
  • お客様の声・改善実績
  • 料金表
  • リハビリコラム
  • お知らせ
  • アクセス
048-577-3794 9:00~18:00 土曜・日曜定休
無料リハビリ体験
  • HOME
  • 無料リハビリ体験
  • お客様の声・改善実績
  • 料金表
  • リハビリコラム
  • お知らせ
  • プライバシーポリシー
  • line
  • instagram
リハビリコラム
埼玉脳梗塞リハビリベース うちリハ > リハビリコラム > リハビリの基本 > 「転倒後が怖い…」その不安が歩けなくなる原因に?|転倒後症候群とリハビリのポイント

「転倒後が怖い…」その不安が歩けなくなる原因に?|転倒後症候群とリハビリのポイント2025.10.24(金)

  • リハビリの基本

こんにちは、埼玉脳梗塞リハビリベース うちリハ  理学療法士 重松です!

「また転んだらどうしよう」
転倒を経験すると、多くの方が強い恐怖を感じます。特に高齢者では、転倒による骨折や入院をきっかけに、自信を失い、外出や運動を控えるようになるケースが少なくありません。
このような心理的・身体的な変化が重なって起こる状態を「転倒後症候群(post-fall syndrome)」と呼びます。
本記事では、転倒後症候群の特徴と、そこから抜け出すためのリハビリの考え方を解説します。

1. 転倒後症候群とは?

転倒後症候群は、転倒をきっかけに「動くのが怖い」「外に出たくない」と感じ、活動量が大きく減ってしまう状態を指します。
心の問題(恐怖心・自信喪失)と、身体の問題(筋力低下・バランス能力の低下)が同時に進行するのが特徴です。

典型的な流れとしては以下の通りです。

  1. 転倒してケガをする
  2. 「また転ぶのでは」という恐怖心が芽生える
  3. 外出を控え、家で座って過ごす時間が増える
  4. 筋力や体幹バランスが低下
  5. さらに転びやすくなる
    → そして、“動かない → 筋力が落ちる → 転ぶ → さらに動けなくなる”という悪循環に陥ります。

2. 「怖いから動かない」は危険

転倒への恐怖は自然な反応ですが、「怖いから動かない」という選択が、実は転倒リスクを高めることもあります。
特に高齢期では、数週間動かないだけでも下肢筋力は大きく低下します。
さらに、バランス感覚をつかさどる前庭機能や感覚統合力も衰えてしまい、いざ動こうと思っても体がついていかなくなります。

そのため、“安全に動くこと”を取り戻すリハビリが非常に重要です。
恐怖を完全に消すのではなく、「怖さを感じながらも、少しずつ動ける自信を取り戻す」ことを目指します。

3. リハビリでのアプローチ

転倒後症候群に対しては、身体面と心理面の両方にアプローチすることが大切です。

① 身体面のアプローチ

  • 下肢・体幹の筋力トレーニング
  • バランス練習(立位保持・方向転換など)
  • 歩行練習(段階的に距離や環境を変化)
  • 転倒しにくい動作習慣の指導(椅子の立ち上がり、方向転換など)

② 心理面のアプローチ

  • 「できた」という小さな成功体験を積み重ねる
  • セラピストのサポートのもとで安心して動く
  • 恐怖を口に出し、共有することで気持ちを整理する

自費リハビリのようにマンツーマンで時間をかけたサポートがあると、
こうした身体・心理の両側面を丁寧にケアできるのが大きな強みです。

僕自身、「転ぶのが怖い!」とおっしゃる方のリハビリを何名も担当してきました。
ほとんどの方は、リハビリ開始初期には身体機能面の課題が目立ち、筋力をつけたりバランス能力を上げることが必要なのですが、
「もう1人でも歩けそうだな」という段階になっても、怖さが強くて、文字通り「1歩踏み出せない」という方は多くいらっしゃいます。

そういった恐怖心を感じることは、そんなにおかしいことでもないかなと考えています。
健康で元気な人でも転ぶ時はありますし、いくら対策を重ねても「100%安全」と言いきることはできないので、「大丈夫」と言われても完全に安心することは難しいです。

それなので、怖さがあることは受け入れつつ、その状態でも少しずつ動けるようにしていくという考え方・進め方を大切にしています。

4. 自費リハビリでの実践例

当施設では、転倒後に「外に出るのが怖い」「歩くと不安定で…」という方も多く利用されます。
初めは室内で安全に立つ・歩く練習から始め、徐々に屋外歩行へと段階を踏んでいきます。
また、転倒しにくい靴の選び方や、手すり・杖の使い方など、生活環境面の工夫も合わせて指導します。

ご自宅へ訪問するリハビリも行っているので、自宅周囲の環境を見ながら、実際の動き方のアドバイス・練習なども実施する場合もあります。

「怖くて動けない」という状態から、「少し歩けた」「外出してみよう」に変わると、表情も明るくなります。
リハビリを通して再び“動ける自分”を取り戻すことは、生活の質(QOL)を大きく高める第一歩です。

まとめ

転倒後の恐怖は誰にでも起こり得る自然な反応です。
しかし、その恐怖にとらわれて動かなくなると、身体は確実に弱ってしまいます。

大切なのは、「怖さと上手に付き合いながら、安全に動ける身体と心を取り戻すこと」。

とは言っても「怖いものは怖い!」ですよね。

だからこそ、全てを自分ひとりで解決しようとせず、専門家に相談してサポートを受けるという選択肢も頭に入れておいてください。
少しずつで良いので「動ける自信」を積み重ねていきましょう。

当施設でも、身体機能面はもちろん、怖さなどの心理面にも気を配りながら、
実際の生活の改善に繋がるようにリハビリを実施しています。

お試しでのリハビリ体験も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせ・お越しください!

初回無料リハビリ体験はこちら
  • リハビリでできること|麻痺の改善だけでなく全身の活動性を高める取り組み
  • 一覧を見る
特別リハビリ体験 特別リハビリ体験

カテゴリー別の一覧

  • すべて
  • 運動器疾患
  • リハビリサービス
  • パーキンソン病
  • リハビリの基本
  • 脳出血
  • 脳梗塞

月別の一覧

2025年

  • 10月 (2)
  • 9月 (2)
  • 8月 (11)
  • 7月 (13)
  • 6月 (3)
  • 5月 (1)
  • 4月 (4)
  • 3月 (1)
  • 2月 (1)
  • 1月 (3)

2024年

  • 12月 (2)
埼玉脳梗塞リハビリベース うちリハ
埼玉脳梗塞リハビリベース うちリハ
〒369-1108 埼玉県深谷市田中2554-1
048-577-3794 9:00~18:00 土曜・日曜定休
  • line
  • instagram

アクセス

  • 駐車場完備
  • 関越自動車道 花園IC出口から約10分
  • JR深谷駅から車で約15分
  • 秩父鉄道武川駅 徒歩約15分

受付時間表

営業時間 月 火 水 木 金 土 日 祝
9:00~18:00 ● ● ● ● ● - - ●
埼玉脳梗塞リハビリベース うちリハ
埼玉脳梗塞リハビリベース うちリハ
  • HOME
  • 無料リハビリ体験
  • お客様の声・改善実績
  • 料金表
  • リハビリコラム
  • お知らせ
  • プライバシーポリシー

© 埼玉脳梗塞リハビリベース うちリハ

  • お電話
  • LINE相談
  • 特別リハビリ体験